経絡リンパとは

経絡リンパとは

「経」とは身体の足~頭に縦にエネルギーが走る道。この道の上に各臓器にまつわるツボが点在している。
「絡」とは川の支流のように、横にエネルギーが広がる道。
経絡リンパマッサージによって、経絡に良いエネルギーが流れると、毒素を排出し、気滞・血滞・水滞を流すことができる。また同時に、内臓を活性化させ、細胞まで栄養を届けることによって、美しく輝くハリのある肌を育てることができる。

私たちの体には、ツボの道として十二経脈、奇経八脈、十二経別、十五経脈が分布しています(→詳しくはブログへ)

気血水とは

中国医学が考える、人体を構成する基本物質。体の表面だけではなく、臓腑や経絡の中に組織器官が生理活動するために存在している。

気は常に動いている目に見えないエネルギー物質であり、食べ物や快活な心の状態によって生み出される。逆に不規則な生活、ストレスのあるある環境では’元気’は衰微し、’病気’’未病’の原因となる。(→それぞれの気の細かい働きや作りかたはブログへ)

血は血液。全身をめぐり栄養を細胞に届ける。『素問・調経論』()にも「血気者、喜温而悪寒。寒則渋、不能流。 」とあり、治法としてマッサージで温めるのも有効であると考えられます。

水は津液ともいい、人体の正常な水液すべてを指す。臓器の維持にも必要不可欠。飲食物から作り出される水分であり、きれいでサラサラと流れる状態を良とし、体表や皮膚筋肉、体孔に分布する、血液を潤す液体を「津」と呼ぶ。ねばねばして流動性が小さく、関節や臓腑、脳や脊髄などの組織に注がれて滋養している液体を「液」と呼ぶ。

いずれも’滞る’と問題を引き起こし、全身を循環していなければならない。